謹啓
 先代より古渡商店を引き継ぎ、現在の株式会社こわたりで代表を務めさせていただいております古渡正雄と申します。
 当社の創業は昭和初期、大工の曽祖父が柩を製作したのが始まりで、現在私の代で四代目になり先代よりは葬儀専門店として操業いたしております。
 昨今、核家族化が進む中、この慌しい社会で冠婚葬祭という職種にたくさんの疑問をお持ちになっている方は多いと思います。
 そのような消費者の方々へ私たちは『葬儀』という大切な儀式に携わる者として、どのようなお手伝いができるのか、どうすればそのような疑問を解決できるのか、社員一人ひとりが意見を出し合い、また親身になってお客様の声に耳を傾けることにより、ご喪家が望む納得のいくご葬儀ができるよう日々努力いたしております。
 葬儀を取り巻く環境が変わり、葬祭業者の中にはお客様のニーズに対応することができず色々なすれ違いや、トラブルなどを耳にすることもあります。「葬儀についてもっと知っておけば」「なぜこんな金額が?」など、葬儀が終わった後に後悔されている方もいらっしゃるようです。
 しかし、それはお客様に問題があるわけではありません。葬儀社に問題があるのです。
 私たちがお手伝いさせていただくお客様にこのような思いはさせられません。 お亡くなりになられた方にとってご家族とのお別れは一生に一度きりです。そしてその大切なご家族をお送りする機会も一生に一度きりしか有りません。
絶対に後悔だけはして欲しくありません。 ではそのために私たちは何ができるのか。 『地域に合った葬儀』『お客様が望む葬儀』『故人の想いを大切にする葬儀』『提供する側の押し付けではない葬儀』とは、何なのか。
 私たちはプロとして、悲しみの中にいる御遺族様とのふれあいや、縁のあるたくさんの方々との何気ない会話の中から故人に合った葬儀を徹底的に追求し、多くの方々の想いを胸に、そして何より本当に悔いの残らないご葬儀が提案できるようスタッフ一同決心してこれからもより一層の努力を続けて参ります。
 地域にある葬送の文化を守りながら、大にも優るサービスの品質を追及していきたい、 最愛の方との別れの時を大切に、ゆっくりした時の流れの中 お見送りする方々にとって此れからの人生の節目として心に残る葬送の文化を目指し『故人と御遺族の絆』『地域の方々との絆』を大切に、御遺族の悲しみの中にも、暖かい思いが残る御葬儀を目指していく所存です。

 追伸 御遺族の想いをかたにかえて 精一杯の思いで努めさせて頂きます・・・
 
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